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  • 夜の勉強用に「ブルーライトカットメガネ」のオーダーをお勧め
  • 夜の勉強用に「ブルーライトカットメガネ」のオーダーをお勧め

    受験生はこれから夜の勉強量が多くなると思います。
    また、学習塾に通う方も暗くなってからの
    時間帯に移行していきます。
    少しでも寝つきが良くなるためには
    夜のブルーライトカットを最小限に抑える必要があります。
    そのためにも勉強用に、
    楽に見える快適なメガネをお勧めしています。

    電磁波の中で、人の目に見える波長を
    「可視光線」と呼びます。皆さんが光と呼んでいる範囲です。
    「可視光線」は、人の視覚においての分け方です。
    波長は、nm(ナノメートル)単位で表されます。
    「可視光線」の波長の範囲ですが、
    下限は360nm~400nm
    上限は760nm~830nmと言われています。
    人の目で見ることが出来ない波長の短いものを「紫外線」、
    波長の長いものを「赤外線」と言います。
    これらは、眼に見えない光なので
    「不可視光線」とも呼ばれています。

    ブルーライト(青色光)と呼ばれるのは、
    波長が380~500nm(ナノメートル)です。
    眼科の分野では、380nm~530nmまでの範囲を
    「高エネルギー可視光線」high-energy visible light,
    HEV lightと呼びます。
    (下図は三井化学HPより引用)


    このHEVは、加齢黄斑部変性の原因の1つ
    と考えられています。

    またブルーライトの範囲では、
    様々なダメージがあると考えられています。
    (図はブルーライト研究会HPより引用)

    睡眠の影響(ブルーライト研究会より)

    生物はみな、効率よく生命を維持するための
    体内時計を持っています。
    ヒトの場合、網膜に到達する光の量や食事のタイミングなどによって体内時計がコントロールされており、
    日の出とともに目覚めて活発に活動し、日が沈むと仕事をやめて脳と身体を休めるというのが、
    太古の昔から獲得してきた効率よく生きるため、
    健康を維持するためのリズムです。

    夜も明るい環境や、
    夜遅くまでパソコンなどのLEDディスプレイでブルーライトを浴びる生活は、
    サーカディアンリズムを乱れさせ、自律神経系や内分泌系、免疫系にも悪影響を及ぼします。
    寝付きが悪い、眠りが浅いといった「睡眠の質を低下」も、そのひとつでしょう。
    しかし、サーカディアンリズムの乱れをリセットしたりするために重要なのも、ブルーライトです。

    網膜が強いブルーライトの刺激を受けると、
    脳は「朝だ」と判断し、メラトニンという睡眠を司るホルモンの分泌が抑制され覚醒し、
    ブルーライトの量が減少すると「夜だ」と判断して、
    メラトニンの分泌が活発になります。
    時差ボケの解消には朝の光を浴びるといいといわれるのは、
    ブルーライトを多く含む朝の太陽の光で
    サーカディアンリズムがリセットされるから。

    また、白内障患者が睡眠障害を伴うことが多いのは、
    水晶体が濁ってしまい、ブルーライトの透過率が低下して、
    メラトニンの分泌が十分に抑制されなくなるのが
    大きな要因のひとつと考えられています。

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